セルフカラーをされている方は意外と多いです。
時間がない。
美容室へ行くタイミングがない。
できるだけ費用を抑えたい。
そんな理由でセルフカラーを選ぶ方も少なくありません。
実際に私も その気持ちはとてもよく分かります。
だからセルフカラーが悪いと言いたいわけではありません。
ただ 美容師としてお伝えしたいことがあります。
セルフカラーで一番難しいのは ムラなく染めることではありません。
今の髪に合わせて薬剤を選ぶことです。
髪は 根元と毛先で状態が違います。
毛先には何度もカラーをしていることが多く 根元は新しく伸びてきた髪です。
本来であれば 同じ薬剤を全体に塗るのではなく 髪の状態に合わせて薬剤や塗り方を変えることもあります。
セルフカラーでは どうしても全体に同じ薬剤を塗ることが多いため 毛先だけダメージが重なったり 思ったより暗くなってしまったりすることがあります。
さらに 一度ムラになってしまうと 次回美容室でカラーをする時も その履歴を考えながら施術しなければならず 希望の色まで遠回りになってしまうこともあります。
実際にお客様からも
美容室へ行くまでの間だけセルフカラーをしました。
というお話を伺うことがあります。
そのような時も 責めることはありません。
大切なのは 今の髪の状態を正しく知り これからどうきれいにしていくかです。
髪は一度傷んでしまうと 元の状態に戻すことはできません。
だからこそ 必要以上に負担を重ねないことが とても大切になります。
もしセルフカラーを続けるか迷っている方や 今後きれいな髪を目指したいと考えている方は 一度お気軽にご相談ください。
今の髪の状態に合わせて 無理のないご提案をさせていただきます。
初めてご来店いただくお客様の髪を見る時
美容師はただ髪型を見ているわけではありません。
実は 最初の数秒でたくさんのことを
確認しています。
ツヤはあるか。
毛先はまとまっているか。
表面のパヤつきはあるか。
カラーの履歴はどうか。
クセはどこから出ているか。
こうした情報を見ながら お客様のお悩みと照らし合わせています。
例えば 広がるというお悩みでも 原因は一つではありません。
クセが原因のこともあれば ダメージや乾燥が原因のこともあります。
原因が違えば 必要な施術も変わります。
だからこそ 最初に髪を見る時間をとても大切にしています。
お客様が気付いていないことまで見つけることも 美容師の役目だと思っています。
美容室では 施術中に美容師と会話をすることもあれば 静かに過ごされることもあります。
その時間 美容師は何を考えていると思いますか?
実は 一番考えているのは 今よりきれいな髪にするためのことです。
例えばカラーなら 色がきれいに入るかだけではありません。
色落ちした時にどんな色になるか。
次回のカラーにつながる色味になっているか。
肌の色になじむか。
そんなことまで考えながら施術しています。
縮毛矯正も同じです。
クセを伸ばすことだけではなく 毛先の柔らかさや 数か月後に扱いやすい状態が続くかも大切なポイントです。
お客様から見える時間は数時間ですが 美容師はその先の毎日までイメージしながら施術しています。
朝のお手入れが少しでも楽になること。
鏡を見るたびに気分が上がること。
そんな毎日につながるように 一人ひとりの髪と向き合っています。