美容室でのトリートメントは必要ない

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2025.11.19

美容室でのトリートメントは必要ない】

 

というテーマは、美容師界隈でも度々議論になります。

 

 

私自身、メーカーさんのシステムトリートメントを触ったのはもう5年以上前が最後で

 

 

正直いま販売されているほとんどの商品の中身を把握しているわけではありません。

 

 

ただ、パンフレットを拝見する限り、

“疎水化+シリコーンの多層被膜”という構造は今も昔もほぼ変わっていない印象です。

 

 

 

多くのサロントリートメントは 15年ほど前から根本的な進化が止まっている と感じています。

 

 

つまり

 

・膜で髪を包む

・つるつるに見せる

・手触りを一時的に良くする

 

という「表面処理」が基本。

 

 

当然コーティングなので数回シャンプーすれば落ちてしまいますし

 

 

逆に“落ちない強すぎる膜”にすると

・乾かない

・髪がギトギトになる

・ベタつき

・重たく見える

 

などの弊害が出ます。

 

 

それに数千円払う価値があるのか?

という疑問が出るのも当然ですよね…

 

 

私個人としては、

 

数日で落ちる表面膜に4,400円払う必要はない派 です。

 

ただメーカーさんは、

 

“アシスタントがやっても失敗しない仕上がり”

“誰がやっても同じクオリティ”

が求められるので

 

攻めた処方は難しいという事情もあります(これは本当に大変だと思います)

 

 

なのでSilkmoon Treatment Booster を週1回 使ってください(笑)

 

3,300円で約半年、同じレベルの質感をキープできます。

(宣伝失礼しました!)

 

 

 

 

当店の「トリートメント」の考え方は根本的に違います。

 

 

当店ではいわゆる“髪質改善トリートメント”と呼ばれる施術はあまり行っていないです。

 

というのも必要が無いと言った方が正しいのかもしれません

 

 

それでもカラーを重ねるたびに髪が綺麗になり

最終的には画像のような状態になる理由は

 

「毛髪内部とダメージ要因にアプローチしているから」 です。

 

 

当店の考え方は大きく3つ。

 

 

1. 薬剤ダメージを極限まで抑える

髪が傷む最大の原因は “薬剤により毛髪が耐えられない状態” で施術をすること。

当店では 耐性を上げてから薬を乗せる ことで、

“そもそも傷ませない施術” を実現しています。

 

 

2. 毛髪に足りない成分を入れて固定化させる

カラー剤や縮毛矯正剤に複数の補修成分を混ぜることで施術しながら同時に“内部の空洞を埋める”工程を組んでいます。

 

 

仕上がりが自然で長持ちするのは、この工程があるから。

 

 

3. 薬剤残留による「帰宅後ダメージ」をゼロにする

多くの美容室では見落とされていますが、

髪に薬が残ったまま帰ると家に帰ってからダメージが進行します。

当店では残留除去・pH調整・内部バランスを戻す工程を徹底的に行うため

“帰宅後に髪が弱る現象” を防ぎます。

 

 

 

■ まとめ

方法や工程は企業秘密ですが…

ざっくりまとめると

1. そもそも傷ませない

2. 内部の空洞を埋める

3. 残留薬剤による後ダメージを防ぐ

この3つを徹底することが

 

結果的に次のご来店までずっと綺麗な状態を維持する理由です。

で(8週間)は持続します。

 

 

それ以上なんとかしようとやり過ぎすると上記の通りビルドアップして手触り悪化や乾かないなどの弊害が大きくなります

 

 

 

 

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